人間関係1
前略
その昔、小生は人間関係とは相関図的なものしか想像出来なかったのですが、今思えば1対1の関係でもそれはそれで人間関係なんですね。
「君はほんと人間関係で苦しんだねぇ」
と、主治医にくどくどと言われていましたが、その時はあまりピンと来ませんでした。
しかし、慚愧的かつ解放的な現代において、ヘドがでそうな胸糞悪い人間関係が、半500mの竜巻ぐらいの勢いで存在する。
人はどんどん変わる。良い方向に変わった事例はあまり知らない。
結局おカネしか信じられないと神経を麻痺させないと、やってけないというかやってられない。酒無しなんてあり得ない日々を送っている人間が大半を占めてるであろう。
でもここで大抵は「子孫」という救世主が現れる。
しかし僕は既に子孫を残せる可能性が低くなっており、生き甲斐といえば「友達」との交友、すなわち「人間関係」である。
僕の場合、一方通行が多い。しかし言わせてもらうと、傷つけられたり裏切られるのが怖いから、人間関係における一方通行も出来ない輩よりはよっぽどマシである。
でもそこで念頭に置いときたいのは「針ネズミの法則」である。
遠すぎるとやはり寂しく、近すぎると針がグサグサ刺さって痛い。この人間関係おける距離感を持つのが上手な人間というのは、僕が思うに天性の為せる技ではないかと思ったりする。
学生時代から、「あっ、こいつはなんか違うな」と感じた友のfacebook のいいねボタンの数字は半端ない。つまり人間関係の構成、生き方が上手いんだろう。
一方通行、あるいは片側交互通行ばかりの僕は、ひとりぼっちが怖いから半端に成長してきた。
しかしこの年齢を迎えてかえすがえす思う事は、友を大切にしてきて本当に良かったという事である。
時に救い、時に救われ、傷つけられたり、傷つけたり。
と、ここまでトートーと語って来ましたが、肝心の女性の姿が全く見えない。
僕はけしてホモではないが中性的要素は持ってるらしい。んなこたぁどうでも良いがもし幸運な出会いがあったらその女性を最後にしたい。心底心底最後にしたい。
僕は殊更女性に関してはそりゃあもうひどい男性だ。
二度と過ちを繰り返さないよう、胆に銘じたいと思います。
草々